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ラジオドラマ「君の、空知らぬ雨」全12話紹介

投稿日 :
2026.07.02
Category :
Bloom Press
Tag :

FMひらかたが東北と紡いだ絆が、今、尼崎で甦る

2026年7月より、FM BLOOM(82.0MHz)にて毎週日曜日放送開始(7月12日は設備法定点検のためお休み)


出典 東北地方整備局震災伝承館

作品について

「君の、空知らぬ雨」は、2022年に閉局したFMひらかたが、開局20周年記念企画として制作したラジオドラマです。東日本大震災をテーマに、地元枚方の劇団ホールジャック(HALLJACK)が脚本・演出を手がけ、第3話「あの日の話」は第20回近畿コミュニティ放送賞・情報教養番組部門で最優秀賞を受賞しました。

全12話は一話完結でありながら、実は全てがつながっている「交錯劇」という手法で構成されています。後半になるにつれ、「あ、このキャラクターは!」という驚きと発見が待っています。

劇団ホールジャックのメンバーは、この作品のために自費で東北を訪れ、被災地の方々にインタビューを重ねました。「なかったことにしないでほしい」という切実な声を受け止め、一つひとつの物語に込めたのです。


各話紹介

第1話「薬指に予約票」

プロポーズのために節約を始めた男の、あの日

なにをやってもいまいちな男、ペケる。幼なじみのつばさにプロポーズしたいが、指輪を買うお金がない!ペケるの節約生活が幕をあけた! そして、「あの日」がやってくる。


第2話「炒り豆に花は咲く」

土下座で待っていた家族。これは「あの日」から続く物語

花も恥じらう女子高生、深雪。ある日、家に帰ると、家族が土下座で待っていた!「頼む深雪、ひと肌脱いでくれ…!」 これは、「あの日」から続く、家族の物語。


第3話「あの日の話」

第20回近畿コミュニティ放送賞 情報教養番組部門最優秀賞受賞作品

達也と洋子、菜花(なのは)の3人家族。「あの日」以来、幼い菜花を連れて、避難生活を余儀なくされるが・・・ とある家族がつづる、「あの日」までと「あの日」からのおはなし。


第4話「おまけのしわざ」

あなたの隣にいたかもしれない誰かの物語

水野ひとみ、大学生。進学を機に、地元を離れて一人暮らしを満喫中。――「あの日」、テレビが伝えたのは、ひとみの故郷が津波に呑まれたことだった。 「あの日」、あなたの隣にいたかもしれない誰かの物語。


第5話「この世界をスクロール」

引きこもりの彼の世界にも、「あの日」はやってきた

就職活動でのつまずきから、引きこもりとなった公太郎。好きなアニメのイラストを描き褒めそやされる、インターネットの世界こそ、自分の居場所だと信じていたが―― そんな彼の世界にも、「あの日」はやってきた。


第6話「戦力外の火」

「あの日」、出来ることを探していた人におくる物語

幼い桃花、病弱な司、ベッドから離れられない高辻、産休中の智子。災害を前に、ただ見ていることしかできない身の上を嘆く彼らだったが―― 「あの日」、出来ることを探していた人におくる物語。


第7話「忘れ物をまとう」

名前を持たない関係のまま、「あの日」を迎える

沙羅、25歳の冬。幼馴染の善治が、突然幼い子供を連れて訪ねてきた。「今日から俺の子」という善治の子育てに、手を貸すことになった沙羅だったが…… 彼女たちは「あの日」を迎える。その関係に、名前を持たないまま。


第8話「嵐のさなか」

「あの日」からはじまった、母親たちの戦いの物語

――あの日、隣町に避難命令がでた。 酪農家の妻として、家を切り盛りする志織。美容室を経営する、シングルマザーの麻美(あさみ)。 これは、「あの日」からはじまった、母親たちの戦いの物語。


第9話「雨は連れてくるでしょう」

「あの日」から、それでも笑おうとするお話

明るいところが取り柄と自負する久代は、夫とのんびり二人暮らし。ところが、震災で自宅のある町には避難指示が!家を流され、同じく帰るところの無くなった義母と、仮設住宅で同居生活を始めるが… これは、「あの日」から、それでも笑おうとするお話。


第10話「春の輪郭」

「あの日」から、再び歩き出す物語

震災で、恋人・小春を失った守。生きる意味を探してバイクを走らせるが、やがてそれは、死に場所を探す旅へと変わっていた―― これは、「あの日」から、再び歩き出す物語。


第11話「ぼくらの十八番(じゅうはちばん)」

「あの日」から6年、僕たちのクラスに転校生がやってきた

6年生にもなると、小学生だっていろいろ大変。塾、習い事、クラス内の人間関係。クラス委員のズッキーともっちーは、先生からあることを頼まれるが…… 「あの日」から6年、僕たちの6年3組に、転校生がやってきた。


第12話「空は知っている」

もう一度、「あの日」の話をしよう

善治の死を、自分のせいだと責め続けるつばさ。見かねたペケるは、師匠とともに、あの日あの時、何があったのかを探り始めた。 ――もう一度、「あの日」の話をしよう。


制作者からのメッセージ

劇団HALLJACK(ほーるじゃっく) 「『君の、空知らぬ雨』は、FMひらかたさんが伝え続けていた『明日被災地になるかもしれない、ここに住んでいるあなたへ』を伝えるために作りました。様々な被災地の方にインタビューさせていただき、皆さんがおっしゃっていた『なかったことにしないでほしい』という切実な言葉を物語にした作品です。被災した方の痛みはその方にしか理解することはできないと思いますが、その思いを残すことは誰がやってもいい。そう思って向き合ってきました。ぜひお聞きください」

元FMひらかた・石元さん 12話それぞれの『あの日』が描かれているので、いろんな気づきのきっかけになってくれたら。そして、12話が繋がっているということ自身も感じてもらえたら嬉しいです。私たちはみんな、自分の人生を生きてますよね。でも、無自覚に、いろんな人たちの人生にも絡んでいっている。誰もが必ず誰かの脇役になっているんです。生きているだけで、つながっているということを、このドラマを通じて感じてもらえたら」


劇団HALLJACK(ほーるじゃっく)プロフィール

2003年旗揚げ。大阪府枚方市を拠点に、劇場での自主公演のほか、ローカルヒーローショーや工作シアターなどの依頼公演、カフェを借り切ったイマーシブシアター『カフェゲキ!』など、場所や形態にこだわらず幅広く活動。

FMひらかたではラジオドラマを担当し、コメディを基本にした作品を毎週放送。東日本大震災をテーマにした連続ラジオドラマシリーズ『君の、空知らぬ雨』では近畿コミュニティ放送賞最優秀賞を受賞。コロナ禍を舞台にした連続ラジオドラマシリーズ『2020年のあなたへ』では同優秀賞を受賞。

そのほか、自主的に制作したボイスドラマを劇団YouTubeで公開中。

直近の公演情報 7月26日(日) イマーシブシアター カフェゲキ! Vol.2『Congratulations!』 枚方ビオルネ3階「cafe&restaurant moonlight」にて上演予定


FMひらかたからFM BLOOMへ

2022年に25年の歴史に幕を閉じたFMひらかた。阪神・淡路大震災をきっかけに誕生し、東日本大震災後は東北の放送局や地域の方々と電話中継でつながり続け、「なかったことにしないでほしい」という思いを伝え続けてきました。

そのFMひらかたが遺した宝物である「君の、空知らぬ雨」を、同じく存続の危機を乗り越えたFM BLOOMが放送します。これは、コミュニティFMが紡ぐ新たな絆の物語でもあります。

放送予定:2026年7月より毎週日曜日(7月12日は設備法定点検日のためお休み) 放送局:FM BLOOM(82.0MHz)

12の「あの日」を通じて、私たちは誰かの人生の一部であり、誰かとつながっていることを知る。 忘れないこと、伝え続けることの大切さを、今、尼崎から。

こちらの記事もご覧ください

https://bloom820.jp/press/4014/


問い合わせ:FM BLOOM

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